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女子大生が就活前に考えておくべきこと

 不安をどうすれば解消できるのか。

 私たちは、仕事と家庭の両立をしている女性の先輩たちにインタビューをすることにした。

 子育てがひと段落して復職した50代。

 英語のスキルを生かして自宅で教室を開き、スクールを運営している40代。

 子育てをしながら自宅で映像編集をやっている30代。

 大手の人材会社で働く30代。

 先輩たちの声を多くの女子大生に知ってほしくて、冊子にまとめた。

 12月8日から無料での配布を始めた。

 制作費はクラウドファンディングに頼っているが、まだ全額達成していない。

 もし、協力してくれる方がいたら、連絡をいただけると大変嬉しい。

 一部はホームページでも読むことができる。

 

 私たちの活動に賛同し、意見をくれる女子大生たちも変わった。

 出会った頃は将来のことはあまり考えたことがないと話していたのに、冊子を読んだ後には30年後の働き方も考えているという。

 ただ、社会人に意見を聞くと、

 仕事と育児の両立をするためのすぐに役立つテクニックは載っていないので、物足りなく思う人もいた。

 大学生と社会人のニーズ違いも明確に浮かび上がった。

 30年後の仕事と育児の両立方法はまだまだ分からないけれど、

 働き続けられるように、働く前から考えることが大事ではないかと4カ月のプロジェクトを通して感じた。

 それが未来につながっていく。

 まだ、男子大学生と一緒に考えられていないけれど、男子へのアプローチはこれからやっていく。

 知らない世界は不安である。

 まだ見ぬ世界だから希望も持てる。

 相反する二つの世界で揺れ動く女子大生たちにとって、

 30年後を生きる道しるべになってくれると幸いだ。

 

​(直江優希(東海大学2年))

 入学して2年。現在、神奈川県内の大学に通っている。

 将来は、メディア関係の仕事に就こうと考えている。

 就職活動には人並みに苦労しつつも、働き始めた私が少しばかりイメージできる。

 でも、これは8月までの私だ。

 

 30年後、私たちはどのような働き方をしているのだろうか。

 そんなテーマを同年代の大学生3人と考える機会を得た。

 「AIに仕事が奪われる」

 「私たちの働き口はなくなっていく」

 このあまりにも絶望的な未来に私は驚いた。

 議論を重ねるうち、

 もしかして、女性は将来像を描きにくいのではないかという仮説が浮かび上がってきた。

 早速、大学生100人以上にアンケートを取った。

 仕事以外でやりたいことが決まっている人は69%、

 そのうち全体の21%を占めたのは「結婚・子育て」だった。

 男女比は1対2で女性が多かった。

 89%の女性が「結婚後も仕事をしたい」と答えた一方、

 仕事と家庭の両立に不安を抱いている女性は80%もいた。

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